自然界の「へこたれない強さ」

爽やかな風の中に、

春が見え隠れしている様な、

朝が来た。

 

希望的推測かも知れないけれど、

川面のそばの、桜の木に、

小さな蕾を探している。

 

今は、

葉っぱ一枚つけてはいない、枯れ木に、

まちがいなく、

満開の桜🌸が、咲くでしょう。

 

温暖化が来ようが、

海底火山が爆発しようが、

自然界は、法則通り、

「へこたれない強さ」を、見せつける。

 

誰にも支配されず、

誰をも、差別せず、

まして、我欲など一切無関係の、

自然界の美学、

 

その清らかな姿に、

人間は、癒され、感動する。

分け隔てなく、

求めれば、惜しみなく伝えてくる。

 

人は何故、

山へ登るの?

青い海へ向かうの?

秘境へ、旅するの?

車で、走り続けりのか、

 

大いなる自然界の塵芥から、

生命体として、生み出された事を、

魂が、知っている。

 

子供から大人まで、全ての人間が、

心の源へ、

元返しで行く、理屈のない世界である。

 

人間も、動物も、植物も、

そしてウイルスも、

地球に存在する生命体に、

暗号さえ、一致すれば、

命を与えてくれる。

 

だれもが、

地球という、この星に抱かれて、

生きている事、

存在を肯定されている事、

ここに、

差別のない世界がある。