「そりの合う人」が来て欲しい

難病指定の家族の

介護看護で、疲れ果て、

自身も心療内科へ、通う知り合いがいる

 

メディアなどでは、

障がい者の暮らしが、

国の支援で、支えられての、

綺麗事の報道がされているが、

現実には、ほぼあり得ない話。

 

指先一本も、動かなくなった、

ご本人の苦しみは、計り知れないが、

追い打ちをかける様な、

悩みは山ほどある。

 

24時間、365日

介護ヘルパーや看護師が、

入れ替わり立ち替わり、訪問する。

 

医療措置から、

身体介護、

生活介護

他人が入り乱れての生活である。

 

それは致し方のない事ではあるが、

「医療措置が下手くそ!」

で、怖い、

「どちらが利用者?の高齢者ヘルパー」

で、不安が募る毎日。

 

住み慣れた地域で、

我が家で、

つつがなく、暮らしたいのは、

当たり前の話である。

 

身も心も預ける人だから、

「そりの合う人」に、

来て欲しい、

「ヘルパーさん、代えて貰えませんか?」

など、口が裂けても言えない、

 

「言えばいい!」

サポートする人を、選ぶ権利はある

相手も、プロで、ビジネスであるなら、

快く、交代すればいい、

 

24時間365日の

在宅介護は、

身体の介護だけ、看護だけではなく、

その人の人生に、

寄り添う事にもなる、

 

言いたい事が、言えないからこそ、

言いたい事が、いっぱいある。