平和に強く、逆境には弱い国

危険を冒して、

したたかに生きた時代を、

茨の道を、あえて通らず、

いい加減に生きた時代を、

思い出す、

 

文句の多い日々の中、

「人の事、言えないな」

と、たまに謙虚な心が、現れる。

 

どこにいっても、

「誠実、努力、忍耐」の、

文字を掲げた、日本の姿に、

若者達は、目にも留まらず

スマホの世界に見入ってる。

 

最近のこの格差、

驚きもなく、疑問もなく聞き流し、

若者は過去を見ず、

年寄りは、未来を見れば、

世の中は、うまく行く。

 

「平和ボケ」とまで、言われた日本で、

確かに、

戦闘もなく、飢餓もなく、

世界の中では、恵まれた国である。

 

その分、

危機感もなく、リスクヘッジも下手くそで、

脅威のコロナパンデミックの、

対策も、この為体。

 

自分には、

「不幸は来ない」、

「大丈夫」と励まし合って、

赤信号、みんなで渡ろう「怖い橋」、

平和に強く、逆境には弱い国、

 

いつか未来、

売るもの無しで、買うもの買えず、

皆んなで、畑を耕して、

穏やかな観光国の、小さな島国、

 

みんなが平和に暮らせたら、

経済は、

ベーシックインカムで、

教育は、

学歴社会も無くなって、

格差も差別も、生まれては来ない、

 

敗戦直後の、あの絶望から、

なりふり構わず、

子の為、孫の為、国の為、

必死で、創った、先人達の理想郷、

 

その時代の人達こそが、

命を削ってまで、

物質社会にした事を、後悔している。

 

若者達には、

「もう、いいよ」

こんな苦労は、私達で充分と

心の片隅で、

思っているかも知れない、