困窮者の付き添いで、
病院、市役所、保健所、警察、
公的機関に、
訴え、お願い、クレーム等、
数知れず、関わって来た。
「はい、わかりました。
追って連絡いたします」
と、やんわり断られる。
「今、でしょ!」が、
通った試しがない、
放置すれば、いつ死ぬか分からない、
危険な人でも、
窓口の職員は、動かないのである。
紙ものと印鑑で、動くのである。
最後の責任者の印鑑がなければ、
「山は動かず」である。
職員は、
前にいる市民ではなく、
上を見ているのである。
動かない山を、
動かすテクニックは、ない事もない。
国や行政の制度には、
必ず、法律が横たわっている。
その道を外さなければ、
三段跳びは、可能である。
どひょうしもない(突拍子もない)事が、
起これば、
特例な処理がされる場合もある、
経験と知識と勇気のある人が、
サポートにつけば、
訴えは受理される。
「お困りの方は、相談窓口に」の、
場所に行っても、
「聞き上手の人」に応対されて、
困っていることは解決しないのである。
窓口にいる人は、
カウンターを挟んだ、向こう側に、
座っているから。