逃げ切って欲しい

今から、

此処から、

「逃げて」と、

言わざるを得ない人がいる。

 

この精神状態から、

この、理不尽な環境から、

救われる方法は、「逃げる」しかない。

 

身一つで、

一人でも生き抜くために

場所も人間も、みんな捨てて、

未知なる世界に、行くしか無い、

覚悟があれば。

 

逃げるは恥だが役に立つ

と言うドラマが、昔あったが、

「恥では無い」

「卑怯者でも無い」

 

「仕方ないか」

と諦めず、

「こんなとこで、やってられるかい!」

と奮起して、

頑張らずに、「逃げるがが勝ち」

 

家族からは、裏切られ

友人からは、愚弄され、

仕事先では、パワハラ、セクハラ、

不条理、不合理、理不尽な状況。

 

こんな世界から「脱出作戦」

逃げたとて、

犯罪者にはならず、

全てを失う訳でも無い。

 

知らない場所で、

知らない人達の中で、

心を癒し、身体をいたわる。

傷は残るが、希望も残る。

 

一旦止めた、時間の中で、

次なる目的、

充実した、有意義な人生設計の第一歩。

 

「言うは易く、行うは難しい」

完走するには、

相当なる覚悟と体力能力、

道案内や、援護射撃のサポートも、

必須となる。

 

ウクライナの人達の、

逃げている姿にも、

必ず、待っている未来が見える。

「逃げ切って欲しい」

「生き抜いて欲しい」

と、祈っている。