立ってるだけで、精一杯

冷たい冬が、居座ったまま、

心に、まだ、春は来ない。、

 

夜の間に、降った雨、

少し、湿った朝を迎えた。

 

目覚めは悪く、

重い身体に、チクチクと胃が痛む、

 

数年間のストレスを、

射撃の様に、打たれ続けて疲弊する。

 

立ってるだけで、精一杯、

心は折れずに、天を仰いで立っている、

 

聞こえてくる、爆音に、

目に入る、殺戮の状況を受け止めて、

 

「愚かなる人々」が、

神の前で、犯し続ける狂気の沙汰。

 

誰にでも、乗り移るサタン性、

抗うほどに、増殖を繰り返す。

 

権力、支配、我欲、差別、

SDGsを掲げた旗が、戦火の中で、

燃えている。