悲しみから立ち上がる勇気

昨日、

「希望的推測」は、ヤンピ、

した途端に、

試される様に、東北地震が来た。

 

「そうやろね」

「やっぱりね」

不思議と、冷静な自分がいる。

 

数日前、

3月11日の東北地震の特集が、

あの悲劇を思い起こさせる様に、

報道されていたが、

何処までも、自然の脅威には、

人間は、叩き潰される。

 

コロナの風の吹き荒れる中、

真っ白な雪の国は、火の海と化し、

間近な場所で、街が揺れている。

 

生きて、

これほどの現実を、

同時に、経験したことはなく、

嫌がおうにも、思い知らされている。

 

それでも、

人は、焼け野原から、

崩壊した大地から、

全てを失った悲しみから、

立ち上がってきた歴史がある。

 

その姿にこそ、

希望的推測ではない、

確固たる真実を見出している。

 

諦めて、魂を売る人もいれば、

正義を貫く人もいる。

そのどちらも、

自分自身であることは確かである。

 

様子を見ながら、考える、

今後のことを、検討する、

時間など、今はない、

 

禅問答の様に、

3秒ごとに、正しい決断を問われている、

日々、

グローバルな見識と、

叡智なる勇気を、

温存しておかなくてはならないのである。