今は、誰もが、
「ウクライナ頑張れ!」と、
望んでいるだろう。
その一方で、
民間の人達の悲惨な状況を、
見る度に、心は揺れ動く。
ロシアが、
「核」のボタンを押したら、
もはや、自分ごとのように、
脳裏に恐怖が走る。
アメリカのバイデン大統領に、
世界は、注目しているが、
敬虔なるクリスチャンの彼は、
「目には目を、歯には歯を」
通りになるとは限らない。
其々の国には、
長い歴史から来る真実がある、
老いても尚、
背負った重責を、貫く姿がある。
時計の針を遅らせた様な、
日本の動向に、
不安と恐怖を抱いている。
「電力ひっ迫警報」が、
関東に、出ているが、
何処の国の話と、耳を疑う。
G7加入国の先進国である、
日本が、電力不足で、
地震と共に、揺れている。
ガソリンが無くなり、
「車は、EV車に!」と、
大手の企業は、未来を見据えているが、
「電力が足りないんです」は、
通用しない。
ガソリン、小麦粉だけでは、
すまないほどの、物不足が、
海を渡って、やってくる。
70数年前の、終戦直後、
食べる物も、着る物も、住む家もない、
形は違えど、
時間の逆流を、止められはしない。
騙し討ちの様な、冷たい春を、
聞こえるはずのない、空襲警報、
自分達が「捨てた物」が、
目の前で、流されていく、
バイデン大統領だけではなく、
世界中の全ての人々に、
問われている、
自分だけの真実ではなく、
真理を見つめなくてはならないのである。