生まれ出る国を選べない

国にも、

民主制と、君主制が、

ある様に、

それぞれの家庭の中にも、

存在している。

 

支配的な親の一言で、

プロパガンダの様に、

家族に、親族に、

密かに、広がってゆく。

 

言う事を聞かない子供に対して、

あからさまには、

本人を、責めたり、罵倒はしないが、

密かに、

欠席裁判は、進められる。

 

小さな家族間、親族間でさえ、

人権の侵害は、良くある。

その集合体が、腐敗した社会である。

 

幼い頃は、

権利も義務も、分からずに、

大人の理不尽な、指示命令に、

従うしかないのである、

 

昔は、

外からの情報、知識は、

本でしか、得る事が出来ず、

世界、日本の文学書、

辞典に図鑑を、読んでは、

外の世界を、知るしかなかった。

 

偉人、専門家、アーティストなどの、

思考や、歴史から、

賛同できるものを、見つけ出し、

体制に、抗って来たのである。

 

「親不幸」をすれば、

バチが当たる、

「食べ物」を、粗末にすれば、

「目が、つぶれる」

何処かの国の、恐怖政治と同じである。

 

人は、

生まれ出る国も、時代も、家庭も、

自分で、選ぶ事は、出来ないのである。

 

たとえ、

不正義な世界であっても、

決して、屈する事なく、

生き抜いていかねばならない。