唯一無二の桜🌸
桜祭りの起源は、
貴族の人達から、始まった、
「花鳥風月」の歌を詠み、
花を愛でる宴であったと言われる。
優雅な宴から、始まった。
「🌸祭り」が、現代まで、
姿を変えて、継続している。
嫉妬するほどの自然の美学は、
あまりに美しく、
歴史を越えて、
人々の心を、魅了してきた。
老若男女が、集まり、
飲めや歌えの「桃源郷」
時の過ぎるのさえ忘れて、
お月様や、お星様がでるまで、
宴は、終わらず。
コロナ禍の中、
「お酒も花見弁当、禁止でーす」
と、言われても、止められず。
爽やかな風の中で、
桜舞い散る幻想的な世界に、
人々は、誘われてゆく。
遠くからでも、
近くからでも、
車や、家の窓からでも、
病院の屋上からでも、
何処から見ても、
美しさは変わらない。
1週間後、
同じ場所に、再来しても、
鮮やかな桜色は、
風と共に消えている。
別の樹木の様に、
緑の並木道が、
静かに、川面に映し出されて、
一瞬の美学だからこそ、
惜しみある、唯一無二の時間となる。