ゴールデンウィークの始まりは、
大雨の朝である。
そんなことは、もろともせず、
其々の楽しい休暇に、
「いざ、出発!」
3年目にして、制約のない、
今年のゴールデンウィーク、
我慢強いのか、
同調圧力に弱いのか、
定かではないが、
「皆んながあかん」には、抗わず。
悪いこともしていないのに、
「無罪放免」の様に、
「皆んなと一緒」で、安心する。
物心ついた頃から、
周りの大人の言う事に、
「そうなんかなー?」
と、疑心暗鬼の性格。
意見を言えば、
「女の癖に」と言われ、
門限(午後6時)を過ぎれば、
「不良の始まり」と言われて、
個性の芽を、
プチンプチンと、摘まれてきた。
最近のワールドニュースを、
見ていると、
世界の国々の、女性達が、
重要なポジションで、
活躍されている事に、驚く。
また、
ウクライナへの侵略により、
若い男性は、国を守る為に、
命をかけて戦場に、
女性達も、怯む事なく、
覚悟して、送り出す。
人間としての、
其々の権利と義務に、
尊厳を持って、対応できれば、
男性も女性も、差別のない社会になる。
日本は、まだまだ、
「男尊女卑」の考え方が、
社会の中にも、
家庭の中にも、見え隠れしている。
長い様で、
あっという間の人生。
加害者にもならず、
被害者にもならずに、
生きていく為には、
知性と教養を、
身に付けなければならない。
老いて、身体が不自由になっても、
頭だけは、
自由に動かしていきたいと、
願うのみである。