最近は、専門家が、
報道番組や、ワイドショーに、
多く、出演する。
コロナにより、
感染症の医療関係者、
ウクライナの戦闘により、
軍事評論家など、
日本では、
表には出なかった専門家達である。
どの人も、権威ある研究者であるが、
お世辞にも
ファッショナブルとは言い難い、
テレビ出演が増えると共に、
何だか、不思議と、
洗練されてゆく。
元々、
教養ある知識人なので、
より一層、聡明に見えてくる。
専門家は、
元来、私的な発言はしない、
エビデンスに伴う事実を、論じる。
希望的推測もないし、
情緒的思考もない。
一般人は、
可哀そうとか、気の毒とか、
胸が痛むなどと、言うが、
専門家は、
顔色ひとつ変えず、淡々と説明する。
私的な意見は、自由であるが、
確かに、当事者でない限り、
真実は分からない。
命の問題であり、
もちろん、人間として、
憤りはあるが、
専門家の発言を、知識として、
聴くと、貴重な学びとなる。