ただの小さな、
紙切れみたいな、マスクに、
人間が、振り回されてる姿が、
なんとも、不思議である。
3年目を迎えるコロナ感染、
もはや、
地球上に、すっかり根を生やした。
ウイルスも、生き残るためには、
姿を変え、機能を変えて、
あらゆる方法で、生き抜いてきた。
科学者達も、
叡智を結集して、
ワクチン、治療薬などで、
対応して来た。
それでも、
多くの命を失いながらも、
経済を低迷させてでも、
戦って、今がある。
今に至っては、
インフルエンザの流行みたいに、
罹れば、
検査、治療薬、安静しかない。
私もそうであった様に、
健康な、
若者達からすれば、恐怖ではなく、
隔離される方が、苦痛である。
専門家でもない、政治家が、
三密を、掲げ、
制限を、強行し、
マスクをしない人間は、
「非国民!」よばわりである。
今となっては、
コロナウイルスの為なのか、
同調圧力の為なのか、
「政府の号令」が、出るまで、
マスクを、
外そうとはしない。
ハンカチみたいに、
ポケットに、忍ばせて、
マスクが、
マナーのひとつ位になれば、
気は楽になる。