間もなく、
本格的な梅雨が来る。
「五月雨」と言った方が、
なんだか風情はあるが、
天気予報は、
警報並みの大雨と、予想している。
なんでも、
メディアは、大袈裟ではあるが、
確かに、
予測がつかない災害にもなる。
コロナとウクライナの戦闘で、
スゥエーデンのグレタさんの、
画期的な、「温暖化抗議」も、
影を潜めている。
ロシアへの経済制裁で、
依存していたエネルギー不足の、
国々は、右往左往しているが、
産業が、低迷すれば、
自然と温暖化対策になる。
絶対的なる専制主義に対して、
民主主義の国家も、
今回だけは、許し難い行為に、
分裂どころか、
強い結束で、現実と戦っている。
歴史を揺るがすほどの、
ヒットラーに匹敵するほどの、
人物の登場と、
目を覆うほどの、
血塗られた惨劇を前に、
眠っていた正義が、覚醒する、
いつも、どの時代にも、
悲劇の犠牲者が、命を落とす。
デジタル化され、
SNSで、瞬時に映し出される、
映画ではない、残酷な真実。
人間の仕業に、
怒りと、許しが、混濁する、
この悲しみの光景を、
凝視しながらも、
世界のどこかで、
同じ事が、繰り返されている。
人間の心の中も、
常に、
善悪の抗争が、終わらないのである。