毎日が、鬱陶しく、
とにかく、熱い!
気分を変えて、
お部屋のカーテンを、
思い切って、新しく新調!
光を遮るだけではなく、
インテリアにもなる、
カーテンだけで、
部屋の表情が、一変する。
ピカピカ光る、
雪の結晶の様な飾りの付いた、
真っ白の、カーテンを買った。
「灼熱の夏」に備えて、
雪景色も、おつなもの、
明かりを消した部屋の中で、
夜空の星のように、
キラキラと、光ってる。
高層マンションの、
100万ドルの夜景など、見えず、
イングリッシュガーデンに、
咲き乱れる花もないけれど、
窓を開けたら、
爽やかな風に、
白いカーテンが、揺れている。
ウクライナの戦闘、
アフリカの飢餓、
たび重なる悲劇に、
生きている事さえ、心が傷む。
世界情勢を見れば、
我儘も、贅沢も、
言えなくなった「平和な日常」
身体の不調も、
経済の困窮も、
人間関係の不具合も、
大した事のない悩みに見えてくる。
生きてきた人生の中で、
家を、
ミサイルが、破壊する現実を、
家族や友人を、
殺戮する場面に、遭遇すれば、
命以外の大切なものは、
この世にはあり得ないと、
確信する。
いつの日か、日本にも、
同じ悲劇が、起こるかも知れない、
もはや、
「絶対」という言葉は、使えない。
だから、
残り少なくなった、
ささやかな人生を
幸せのインテリアで、
少しずつ、飾り始めている。