「人生のパズル」の最後の一枚

ガラス越しに見える、

雨で、落ち着きを取り戻した朝、

 

正気を失ったままの、

参院選も終わり、

自民党圧勝の、旗がなびいている、

 

昔から、

日本は、政党政治ではあるが、

個人との関係性が強く、

人で繋がり、恩情で繋がり、

水面下での、その筋が蠢いている。

 

「選ぶ権利」

「選ばれた義務」

そして、約束を違えば、

「辞めさせる権利」も、生まれる。

 

見事な民主主義を、

貫いた、イギリスの議会が、

垣間見えた事態となった。

 

亡くなられた人を、

責めることも、ご法度であるが、

過剰に美化することも、

違和感がある。

 

誰もが、

知る由もない、死後の意識、

死ぬ時期も、死に方も、

生きている限り、

はめれない、最後のパズルの一枚。

 

本人を、

想い続けて来た人が、

最後の一枚を、静かにはめれば、

亡くなった人の

「人生」は、完成となる。

 

私の

「人生のパズル」の最後の一枚、

誰が、

完成させてくれるかは、

未だ、知らないでいる。