「人支え」で生きてゆく

久しぶりの、

初夏の朝、

心は、「晴れ晴れ」しないでいる。

 

ウクライナの爆撃の音も、

少し遠のいて、

身近の、惨事に心は揺れる。

 

気の緩みが、

コロナ感染の拡大になり、

曖昧な警護で、

命を守れなかった結果を生んだ。

 

世界情勢が、

日本の立場を脅やかし、

国民の生命に、影響し、

もはや、

暮らしや人生の「自分事」

 

変わりゆく時代を、

静かに受け止めながら、

出来るだけ、

心癒せるものに、触れている。

 

3年間の、コロナ禍で、

すっかり、

弱った肉体を、愛おてあげたい、

傷ついた精神を、癒してあげたい。

 

歳を取っても、

人間の心の治癒力は、衰えず、

再生能力は、残存している。

 

過去も未来も、

最終的には、自分で選択する。

生きて、出来る事に、圧倒される。

 

国に支えられ、

医療に支えられ、

何より、

「人支え」の重要度は、大きい。

 

指先一本でも、

立てない人の、救いになることを、

知っている。

 

相手がいる事、

対象物がある事、

支え合って、生きれる事を、

信じるしかないのである。