白日の元に晒される

「もう、疲れました」

と、心がつぶやく時がある。

 

「誰に?」

「私の中の神様に」

勿論、答えは、「無言」である。

 

昔、

神様がいるなら、証拠を見せて!

では、

神様がいない証拠は?

そんな、問答を耳にした事がある。

 

日本における「神様」は、

日常の中では、

行事ごと、祭ごと、

ほとんどが、

「信仰心」など、さらさら無い。

 

世間を賑わしている、

新興宗教」が、流行りの様に、

増え出したのは、

日本が、経済大国になり、

バブリーな、時代であった。

 

富裕層、貧困層の、

格差社会になり、

その隙間を、数々の神様が、

其々の、心の闇を、横行していた。

 

現代の様な、

ネット社会なら、情報を得れるが、

当時は、

残念ながら真実を知る由もない。

 

迷える子羊が、

新しい世界に、

無条件で、魅了されてゆく。

 

霊感商法」に、

拍車をかける様に、

享受してきたのが、日本の政治家達、

 

我欲のために、選挙のために、

魂を売ってきた人達が、

今、

白日の元に晒されてゆく。