誰のものでもない、地球

暦を見なければ、

季節の移ろいなど、

分からない日々である。

 

立秋」に、一歩を刻み、

秋に向かっていくが、

気配すら、感じない。

 

夕焼けの空に、

ツクツクボウシの鳴き声が、

聞こえ出したら、

「秋を感じて、ホッとする」

風情など、今は無い。

 

これからの時代、

熱いか、寒いか、

土砂降りか、かんかん照りか、

日本独特の、

「四季の移ろい」など、

期待は、できそうには無い。

 

何十年と、続いてきた、

平和で、穏やかで、静かな、

国であった事を、

今更ながら、深く感じる。

 

世界から見れば、

のんびりと、優雅な国には、

見えてはいたが、

未だ、

誰も経験したことのない、

有事に、なすすべもない。

 

どこの国に行っても、

「儲かりまっか?」と、問われたら、

「ボチボチでんな!」と答える、

おいといの無い、

「苦労知らずのボンボン」の日本、

 

徳川幕府が、

未だ、生き延びて、

水面下で、

糸を引いてるが如くの、政府、

 

綺麗事の裏には、

不正なお金が、行き来して、

政治家の職権濫用の詐欺まがい。

果ては、

あってはならぬ、

霊感商法の宗教との、繋がり。

 

地球のマグマと、

一緒に吹き出した、

隠しようもない暴露の世界、

 

虚空の、

プロパガンダの中に、

撒き散らした偽りの言葉、

 

生まれ出る国も、親も、

選びはできなかったけれど、

決して、裏切らない

地球という、奇跡の星、

 

無限の宇宙空間を、

人間を乗せて、周り続けている限り、

繋がった生命は、

永遠に、守られ続ける。

 

誰のものでもない、

青い神秘の星、

これ以上、

傷つけてはいけないのである。