「激動の世の中」を、覗き見する

まもなく、

満月が近づいて、

大きく、元気になった、

お月様が、暗い空で輝いている。

 

明るいニュースもなく、

ただ、祈るのみの日々である。

国の制限のない、コロナ禍で、

 

「会いたい」

「行きたい」

募る思いは、止めようもなく、

人々は、お盆休みを謳歌する。

 

終わりの無い、ウイルスの変異、

熱さで真っ赤な、日本地図、

命に危険を及ぼす、未曾有の豪雨、

ミサイルを積んだ船が、

行き交う南の島。

 

「天変地異」の時代に、

何事もなかった様に、

歪んだ世の中が、流れている。

 

其々が、

自由の中で、選択し、

権利と義務を遂行する民主国家、

結果が、どうあれ、

自分で決めて、責任を果たす法則。

 

私の様な、高齢者は、

部屋の中で、

少しだけ開けた、窓の隙間から、

「激動の世の中」を、

覗き見するしか無いのである。