突然の雷と、
バリバリと、音を立てて雨が降る。
毎日、
灼熱と豪雨が、続いて、
まるで、亜熱帯の国の様に。
これからの夏は、
初夏を、飛び越えて、
梅雨から突入する、
いきなりの「真夏」になる
「節電要請」を、押し進めながら、
「エアコン」の、つけっぱなしを、
叫んでいる、矛盾だらけの報道、
命を優先しながら、
感染症対策と、経済活動の両立など、
「アホかいな」
出来るわけがない。
経済学や、財政学の、
専門家でもない、
素人同然の、政治家達が、
気分や趣味嗜好で、
今日まで、
行財政を牛耳ってきた結果である、
猛暑の中、
ウイルスの猛威の中、
労働者を動かし、
国民の消費を煽り、
医療の現場を、
介護の現場を、翻弄させて、
毎日、死者の数が、増大してゆく。
カルト教団から、平気で支援された、
政治家達が、
「儲かりまっか!」
と、遠くで、煽りながら、
国民の命に、寄り添わない政策を、
押し進めていることに、
気がつかねばならない。
もう一度、
国民に、給付金を、配ったとて、
日本の経済は、揺らがず、
有事の時にこそ、
人間のために、使うものである。
戦後の日本経済の
アセスメントもなされず、
歴代の政権が、
公共投資に、先進してきた結果である。
「命」と、比べるものなど、
この世には、ないのだが、
「命と経済、どっちが大事?」
究極の質問をされたら、
「もちろん命!」
と、まどうことなく、言える人が、
どれだけ、いるのだろう。
命との引き換えに、
手の平に、握りしめたお金を、
差し出せるほどの、決意は、
この現代においては、疑問ではある。