弱目に祟り目

願いもあって、

吹く風の中に、

「秋」の訪れを、感じる。

 

天気予報の、

温度数を見れば、

変わらず、猛暑日

 

昔から、

「心頭を滅却すれば、火もまた涼し」

と、言う言葉があったが、

現代の熱さは、我慢すれば、

「死んじゃう!」ので、

聞かなくなった。

 

夕暮れ時、

駐車場の日陰に、

迷い込んだ赤とんぼを、見ると、

自然の法則を、感じて、

ホッとする。

 

変わらぬ自然に、逆行する様に、

今も、

人間社会は、混迷し続けている。

 

両輪を動かす予定が、

全輪を押しつぶす結果になった。

「弱目に、祟り目」

が、続く中で、

「宗教」に振り回されて、

右往左往の政治家達の為体。

 

ひと月も、過ぎれば、

月が輝く、「秋分」の夜が来る。

誠実さも無くした人達が、

浄化されることを、願ってやまない。