ロシアに、
「根絶やしにされる」と、
ウクライナの人達は、
少なからず、感じている。
恐ろしい言葉である。
未来永劫、
草一本生えぬ程の、根絶の意味である。
領土を奪う、
戦争で勝利する、
現代においては、
この行為だけでも、諸悪の根源である。
その上に、民族の血を、
根絶するという事だとすれば、
世界のどこにでも、
恐ろしい「根絶やし」の、
弾圧は、繰り広げられて来た。
若い頃に、
「家系を、守る」
「血統を、絶やさず」
時代錯誤の様な言葉が、
家庭の中でも、聞かされていた。
「結婚するなら、勘当する!」
親子の縁を切ってまで、
守るべきものは、無いはずである。
親も、神様も、
「いっしょくた」の時代であった。
国の、家庭のリーダーが、
生まれてきた権利を、
奪うほど、残酷な行為はない。
大国のリーダーの、中に潜む、
承認欲求の、「自己顕示欲」
自分を認めない人間を、
「根絶やし」にする、独裁者となる。
「怖いねー」
「恐ろしいねー」と、言いながら、
誰しもの心の中に、
「その根」は、存在している。