「罹ったら終わりやね」が合言葉

1ヶ月前から、予約していた

「4回目ワクチン」

断りの、連絡が入った。

 

「ワクチンが、無くなりました」

との事であった。

あり得ない話でもなく、

長いお付き合いの、医院でもあり、

いじわるされた訳でもない。

 

止めようのない、

渦巻くコロナ禍の中で、

高齢の私も含め、

何とか、無事に過ごしてきたが、

 

今回の、第七波だけは、

身内も、知り合いも、

コロナに罹患したと聞いているので、

危機感を、感じていた。

 

「罹ったら、終わりやね」

と、友人同士の合言葉、

高齢でもあり、

持病のない人などなく、

リスクは高いが、

避けようもない現実を、

心のどかかで、覚悟している。

 

コロナという

病気が、怖いのではなく、

救急車が呼べない、

医者に診てもらえない、

入院出来ないが、

前代未聞の、致命的な話である。

 

度重なる、惨事に、

世界に並ぶ、

「先進国日本」の信頼度は、

剥がれ始めている。

 

日本の仕組みやシステムの、

融通性のなさ、

日本のリーダー達の、

決断力の無さ、

 

大切な命が消えていく中で、

我欲に塗れた、暴露の連続、

オリンピックの失敗、

カルト教団への関与、

遅れた、経済対策、

そして、

ワクチンすら、まともに打てない、

現状に、救いようがない。

 

国を動かす人達の、

エビデンスのない、希望的推測の対策、

国民への、問いかけ、説明責任の無さに、

コロナより、

人間への恐怖を、感じる。

 

若者達が、

「未来に夢を持てる日本」

で、あってほしいと、

切に、願っている。