夏に追いついた、
秋の気配も、
相変わらずの、
蝉の声と、眩しい太陽。
見えてきた秋の向こうに、
台風が見え隠れ、
どちらにしても、
何もかもが、落ち着かず、
ストレスだけが、積み上がる。
不透明な、政府の動き、
低迷し続ける、経済、
蔓延するコロナ感染、
予測の立たない現実に、
誰もが、疲弊している。
敗戦後、77年、
長いようで短くて、
100年も経たない間に、
時代の過渡期は、やってくる。
戦争、感染、経済危機、
三つ巴で、襲ってきた上に、
変容してゆく、自然の摂理、
長い人生、
「この大波を、越えさえすれば」
と、数々の苦難を、
乗り越えてきたけれど、
今回だけは、
「手強い」相手。
「負荷」をかけて、
強くなる筋肉みたいに、
生きづらいこの世の中で、
「生きてさえいれば」
心は、鍛えられてゆくだろう。