「ざざ降りの雨音」で、
目覚めた朝、
迷走する、
大型「台風11号」の、襲来である。
灼熱の夏が、過ぎ去り、
ホッとしたのも、束の間、
行き先の見えない、
暴風雨に見舞われる。
最近は、
何が起こるかわからない、
危機感の中で、
「安全」を確保出来る様になったのは、
進歩である。
モタモタしてた、マスクの使い方、
ずさんな、お金の使い方、
放ったらかしの、身体の安否、
今では、
バランスをとりながら、
日常を、過ごせてる。
ボーッと、していても、
何とかなった、平和ボケ、
人間、「切実な現実」に出会うと、
ちょっとは、
「賢くなるもんだ」と、自画自賛。
若い頃から、自由奔放、
真面目に、コツコツ、
生きてこなかった、
「ツケ」が、
この歳になって、返ってきた。
こんな悲劇、
「あるはずない!」と、否定して、
「神様お願い!」と、勝手な取引、
さまざまな心模様の、
行き着く先に、
現実を受け止める、「受容」の精神。
誰のせいでもなく、
誰からの指示命令でもなく、
自ら、
立ち上がる「底力」が、
人間には、残されているはずである。