「気づかない幸せ」探し

台風の風が、

夏を追いやって、

「秋晴れ」の青い空が広がる、

朝が来た。

 

いつも通りの、

何気ない一日の始まり、

「気づかない幸せ」が、

見えて来る。

 

朝一番の、カフェオーレを、

立ち飲みしながら、

静謐な部屋を、見渡せば、

「気づかない幸せ」が、漂う。

 

ゆっくりと、

時間が流れる、

休日の、静かな朝、

 

お迎えのバスも来ないから

隣の坊やの、

泣き声が、聞こえない、

可愛い寝顔が、浮かんでくる。

 

久しぶりの、好天気に、

「出掛けな、損損!」

と、掛け声だけは勇ましく、

足腰痛いは、「生きてる証拠」

と、言い聞かす。

 

ニュートンが、

落ちるリンゴから、

想像した、「丸い地球」を、

満喫して、

予想通りの、疲れに、

「バタンキュー」

 

「気づかない幸せ」探しなど、

何処にでもある事を、

実感した、

「秋の休日」である。