昔の親も、
今の親も、
我が子の欠点が、気になる親が、
多くいる。
「うちの子、朝起きるのが弱いんよ」
「うちの子、ゲームばっかりしてるんよ」
「うちの子、好き嫌いが多いんよ」
等等、
言い出したら、100ほどあるらしい。
しかし、
「親が親やからね」
と、何とも言えない、言い訳もある。
「勤勉、真面目、正直」が、
未だに、基本の日本社会。
何もかもが、
基準を満たした、人間なんぞ、
いる訳がない。
「うちの子、夜が強いんよ」
「うちの子、ゲームがうまいんよ」
「うちの子、ピーマン、
死んでも食べないんよ!ハッハッハッ」
なんて親がいたら、嬉しい。
しかし、
こんな親がいたら、
子供の方が、
「どんなんやろ?」
と、反面教師で、育つかも。
子供達は、
学校だけで、成長する訳では無い。
行き帰りの道端で、
多種多様な人達の中で、
親が「くだらん」と言うものから、
学んでゆく。
ハリネズミみたいな、
子供達の「アンテナ」を、
親のハサミで、
プチンプチンと、切らないでと、
願っている。