「純粋な」小さな種

もはや、

「予防」と言えるのか、

定かでは無いコロナワクチン。

 

半年ごとに、

既に、4回接種した。

 

効いているのか、

分からないままに、

何とか、罹患せずに、無事である。

 

知り合いの中には、

ワクチンを打ってはいたが、

コロナになって、疑心暗鬼。

 

何しろ、

人類史上、初めての細菌相手に、

科学者とて、

「絶対、大丈夫!」とは、

誰も言えない。

 

年月が経つ内に、

人間の慣れが、広まって、

いつの日か、

インフルエンザと、横並びとなる。

 

水面下の研究者の、

果てしない努力と、

個人の防御で、

感染は回避できるが、

 

人間が、原因の、

戦争だけは、

細菌感染より、タチが悪い。

 

先の見えない不幸が、

何処までも、横たわり、

残虐な死が、続いている。

 

終わりの無い、

人間の欲望が、

宇宙の摂理さえも、変えてゆく。

 

愚かなる人間の、

「神への冒涜」

支配と権力の前に、

平伏している人々の中から、

 

奥深く潜む、

「純粋な」小さな種が、

逆行の嵐に向かって、

密かに、成長していることを、

希っている。