「ボンボンニッポン」

発展途上国からの、

「外国人技能実習生」達が、

日本で、働く理由は、

「金のなる国」だったから。

 

しかし、

世界の経済大国も、

今や、「青色吐息」と化した。

未来の見えない国から、

彼らは、

姿を消してゆくだろう。

 

日本の若者達も、

また、困惑している。

親が、必死で働き、

高い教育費で、

身につけてくれた学歴や資格。

 

日本という国の、

本当の姿が、見えて来た、

今、

自分の、「能力」を、

高く評価してくれる、国へと、

日本の若者達は、流出してゆくだろう。

 

アメリカの、

大きな傘の下で、育まれ、

安心と、安全の中で、

大きくなった

お金持ちの「ボンボンニッポン」

 

目の前の、

ベルトコンベアーに、

乗れば、間違いなし、

終身雇用で、

「何にも専務」でも、一生安泰、

 

「made  in   Japan」の、

マークだけで、何でも売れた、

そんな時代は、弾けちった。

 

口達者で、お酒に強い営業マンも、

まじめが取り柄の、サラリーマンも、

世界の中では、

「どこでもドア」など、見つからず、

 

世界共通の、ゴールに向かって

「SDGs」を、組み立てていける、

能力と技術。

「真っ白なキャンパス」に、

未来をデザインできる、能力と技術。

 

親や上司や教師から、

教わった、思い込みと観念は、

通用しない世界になっていく。

 

これからの、

若者達には、

まだ、「間に合う時間」は、

充分、残されている。