若い頃、
大人達が、言っていた、
「自他共に」と言う、
プロパガンダの言葉。
純粋な心で、思い、
清らかな動機で、実行、
しようとすると、
ことごとく、打ち砕かれた。
親の「願いと企み」の、
ベルトコンベアには、
まんまと、乗らずに、
この地まで、たどり着き、
振り返れば、
「女たるもの、結婚してこそ」
幸せと、
決めつけられた時代である。
決して、
幸せと、思ってもいない、
オバ様方が、
「結婚しないと!」
一人前にはならず、
「子供さん、作らないと!」
と、プライバシーに、
ズカズカと、踏み込んでくる。
現代では、そんな言葉は、
ご法度であり、ハラスメントにも成る。
女性は、
「家内」と言われて、
家の内も、差別用語である。
そんなオバ様方も、
最近は、
娘や孫が、離婚すると、
平気で、
「離婚しちゃったのよ!」と、
照れ笑い。
自分の人生、
どう、生きようと、自由となった、
性別も、別居結婚も、
子供を作らないのも、自己決定。
「自他共に、認める」
と、言う言葉は、消えてゆくのである。