人生、「塞翁が馬」である。

幼い頃から、

生意気で、反抗的な、子供だと、

父からは、思われていたらしい。

 

昔は、

親の言う言葉は「絶対」で、あり、

抵抗すると、

手が出る親も、多かった。

 

現代でも、

大怪我するほど、

親が暴力を振るっても、

「虐待」、「体罰」と言うが、

明らかに、「犯罪」であり、

裁かれなければならない。

 

理由も言わず、

「ダメ!」、「禁止」と、

大人達は、

「躾」と称して、支配する。

 

今更ながら、

「言う事、聞かん子」

「素直でない子」

で、良かったと、思う。

 

世間で、取り沙汰されてる、

「洗脳」は、

宗教だけではなく、

ひとつ、間違えば、

家庭の中にも、あったかも知れない。

 

傲慢な、親の支配下で、

「言いなり」に、なっていたら、

人格は、未熟なままで、

世間知らずの、「井の中の蛙

 

社会という、

「大海原」に、放り出されて、

吹き荒ぶ嵐も、荒れ狂う大波も、

乗り越えて、生きてきた。

 

小さな子供の、

小さな心の中で、

理不尽な大人達に、屈服せず、

「依存」という名の、

「洗脳」に、抗ってきたからである。

 

生まれ出ずる、家庭も、国も、

選びはできないが、

どちらになっても、

人生は、「塞翁が馬」である。