「待てば海路の日和あり」は、無いだろう。
何処かに、
「隠れているはずの冬」を、
忘れてしまうほどの、
「暖冬」が、続いている。
しかし、
経済は、冷え込んで、
暮らしの中に、
影響は、来ているが、
「辛抱、我慢」の、日本人。
世界が、
ここ迄の困窮事態に、
もはや、
「待てば、海路の日和あり」は、
無いだろう。
「まさか」の出来事が、
想定外に起こり、
「待てど暮らせど」治まらず。
弱者である、
高齢者にとっては、
命に関わる、一大事であるが、
出来る範囲は、限界がある。
安心安全と、思っていた、
「医療に介護」
も、あてには出来ず、
「ベルトコンベアー式」の、
老後は、今は望めず。
年金暮らしでは、
どうにもならない、生活費、
「やめてー!」と、
叫んだとても、
値上げも、増税も、止まらない。
いつでも、
お世話になれると、
信じていた、医療も介護も、
ひっ迫すれば、門前払い、
近代国家で、「野垂れ死に」
「地震、雷、火事、親父」など、
恐ろしいものから、排除され、
「侵略、感染、停電、温暖化」
に、入れ替わる。
運転しない車は、避難所に、
停電しても、暖かいアラジンストーブ、
空いたペットボトルに、水道水、
有事の時には、役に立つ、
悪しき経験を、
知識に変えて、
知性のある人間に、成長してゆく。
そして、
「助け合い」の心が、芽生えてゆく。