身体の天守閣「脳」の誤作動。

朝、目を覚ますと、

「降り積もった雪」で、

別世界のような、街に変わっている。

 

「台風」と「寒波」が、

連なってくると、

恐ろしい「暴風雪」となる。

 

音もなく、

「チラチラ」と、粉雪舞う風景は、

美しくて、感慨深いが、

最近の、

熱さ、寒さは「気狂い沙汰」。

 

冬には、

山間部に、雪が降るのは当たり前、

身動き取れない「ドカ雪」に、

地元の人も、「びっくり!」と言う。

 

「雪が降る」

絵画のような美学の世界は、

一変して、

車の事故は多発して、

列車は停まり、

雪の重みで、家が潰れるほどの、

「災害枠」の一つになった。

 

心まで、

凍り付きそうな時代の中で、

「お金はないわ」

「エネルギーは不足してるわ」

「風邪ではなく、コロナに罹る」

 

たたみ込むような「不幸」に、

逃げ場もなく、

ストレスだけが溜まって行く。

 

心身のバランスを取る、

身体の天守閣「脳」の誤作動。

まるで、壊れた水道管、

神経を平常に保つ、

セロトニン」まで、枯渇する。

 

油の切れたロボットみたいに、

「ギシギシ」と、音がして、

「痛みの神経」が、

全身に拡大してゆく。

 

そんな時は、

「脳神経内科」で、

不足を補う薬を貰えば、

世の中も、風景も、

穏やかに見えてくるから不思議である。

 

地球の回転に合わせて、

脳の「神経伝達物質」が、

静かに、回り出すのである。