「リスキリング」は「きっかけ」に過ぎない

「リスキリング」の、

相談を受ける事が、増えてきた。

 

混迷の時代、

将来の不安もあり、

さりとて、

そう簡単には、今の職場を、

辞めるわけにはいかず。

 

「ブルーワーカー」も、

「ホワイトカラー」も、

昔は、3Kと言われたり、

今は、6Kとまで、言われる、

労働条件の悪さである。

 

働き方改革」を、

国は、推し進める中で、

果たして、

現場は改革されているのかは、

疑問である。

 

「良い仕事、ないですか?」と、

簡単に、言われても、

世の中に、

「楽な仕事」

「好きな仕事」

「儲かる仕事」等、

ある訳がない。

 

無責任な政府やメディアは、

「リスキリング」によって、

再能力、再教育で、

就職や転職を促してはいるが、

生きる事に精一杯の人には、

「そんな暇は無い」のである。

 

全く違う、

「異職種」に、転職よりは、

「今の職場」に関連した、職種の方が、

経験も期間も、無駄にはならない。

 

どんな業種でも、

資格や、任用資格を持っていれば、

「専門職の椅子」は、手に入りやすいし、

転職も、可能性はある。

 

しかし、

「ペーパードライバー」的、

資格は、通用しないため、

経験と、学びが、武器となる。

 

与えられた「現場」

決められた「期間」

その時点で、「資格を取得」

コースに沿って行けば、

道は開けて来る。

 

「残念ながら」

付け焼き刃の「リスキリング」は、

「きっかけ」に、過ぎず、

どう活用していくかである。

 

「残念ながら」

経済が低迷した時代に、

「儲かる仕事」など、

無いに等しいのである。

「必要な仕事」を、

見つけるしか無いのである。