「資格」は「死角」になっている

「〇〇資格、合格しました!」

若者達から、

良く、朗報がある。

 

「おめでたい」

事ではあるが、

「老婆心」もあって、心配している。

 

最近は、

流行りの、「リスキリング」もあり、

「資格」さえあれば、

就職、転職、「有利なり」みたいな、

風潮に、なっている。

 

資格にも、

上級資格から、

期間を過ぎれば、取得出来る、

専門資格まで、数々ある。

 

「ピカピカの一年生」、

襟元に輝く、バッチが、

「一生、安泰」には、

繋がらない。

 

昔は、

一人前になるには、

「石の上にも三年」と、言われて来たが、

 

最近は、

資格初任者の為の、

セミナー」やら、「専門講座」

高額授業料で、

「椅子の上で、三週間」で、

ノウハウを身につける。

 

なんて事は、

「ありえへん」話である。

取得した資格は、

ただの

「パスポート」であり、

知らない国で、何を成せるかは、

行ってからである、

 

「言葉」を、知らず、

「文化」を、知らず、

「法律」を、知らずでは、

有意義な、旅はできず、

常に、学びと研究を重ねて、

「永住許可」は、出るのである。

 

「資格証」があるだけでは、

プロフェッショナルには、なれず、

間違いなく、遂行して、

有資格者として、

「責任」を、果たさねばならない。

 

「資格」が、

「死角」となって、

苦労して、取ったものが、

活用もできずに、終わる人もいる。