英語どころか「こりゃダメだ!」

数年前は、

「リタイヤした」夫と、

夫婦で、海外旅行をする、

友人達が、多くいた。

 

旅行会社に、

任せっぱなしの、気楽さで、

「ヨーロッパのどこ?」と、

聞いても、

「さあ、どこやったかな?」

呑気な、高齢者達である。

 

「詳細な予定」も、分からず、

「共通英語」も、喋れず、

「危険な海外」の、危機意識もなく、

大したもんである。

 

どこで、何が起こっても、

救助隊が、助けに来るし、

落とした財布も、戻るくらいの、

日本の、治安の中で、

「平和で、お人好し」の、日本人

 

混迷の時代に、

微動だにしない、基盤があり、

世界のどこに行っても、

「円」は、国際通貨であり、

言葉が通じなくても、

お金を見せれば、OKである。

 

世界の経済が、

低迷したと、言われながらも、

経済大国、「第3位」

堂々と、

G7の、「議長国」

 

原爆が落とされ、

米国の監視下の中で、

先人達は、

どんな「魔法」を、使ったのだろう。

 

小さな国の、

小さな日本人達の、

「大きな」野望と

「想像を絶する」精神で、

今の、

日本の土台を、創ったのである。

 

「お金も、物」も、

廃棄するほどあり、

「年金や、生活保護」で、

弱者は、守られ、

「赤ちゃん、産んだら」

支援金が貰える、豊かな国、

 

いつのまにか、

製造国から、観光国に、

切り替えて、

「インバウンド観光」で、

外国人だらけの、観光地、

 

覚えたての、「日本語」で、

一生懸命、

買い物してる、外国人、

 

「毎度、おおきに!」

「負けときまっせ!」

店のおっちゃんが、叫んでる姿に、

英語どころか

「こりゃダメだ!」の心境である。