「三途の川」を渡るには

65歳になると、

線引きされた、

「高齢者枠」に、入る。

 

75歳になると

後期高齢者枠」で、

10年後など、あっという間に来る。

 

社会からは、切り離され、

忘れられた、存在ではあるが、

「選挙権」と、

「タンス預金」があるので、

かろうじて、活用度はあるらしい、

 

最近は、政府も、

どんどん下がってゆく、

子供の出生率に、大慌てで、

あれやこれやの、少子化対策

 

お金で、支援したところで、

「赤ちゃん」は、

増えるのだろうか?

 

一見、

平和で、経済も豊かに見えても、

決められた、レールの上を、

同じ列車で、同じ場所に、

みんな一緒に、辿り着く。

 

まもなく、

人口の、3人に1人が、

高齢者となり、

「100歳寿命」の、

「高齢者世界」は、

まだまだ、続いてゆく。

 

100歳まで、席を譲らず、

君臨する高齢者がいれば、

子供は、75歳の後期高齢者

孫は、定年まじかの50代。

 

手取り足取り、教えたところで、

若者達は、失敗を繰り返す。

それが怖くて、譲れない、

 

時代は変わり

「失敗」や「成功」の、

意味も違えば、

「幸せ」や「不幸せ」の、

価値観も、違ってきた時代、

 

「失敗は成功のもと」

「禍転じて、福と為す」

人間万事塞翁が馬

 

私たちの時代の、古臭い言葉も、

時と、場合によっては、

若者達を救い、

若者達の、背中を押す。

 

「三途の川」を、渡るには、

お金も、地位も、名誉も要らず、

「知性と、教養」だけは、

持って渡れると、聴いている。