「ミステリアス」な、
金曜日の、夜が明けて、
「つわものどもの、夢の後」
みたいな、朝が来た。
夜明けまでは、
化けの皮は剥がれない、
「シンデレラ」の、
絵本の様に、
「王子様」には、会えたかは、
覚えていない。
「私でない」私の、
行方を知らず、
もう一人の私が、
「戻ってきて」と、泣いている。
永久なる、虚空を、
飛び越えて、
「桜色」した、私の姿、
想像の螺旋の中で、
誰にも、止められない、
「禁断」の右回転、
旧約聖書の、
「光あれ」から始まった、
神の「天地創造」
5日目の、「金曜日」
「生きとし生けるもの」
生物を、創造されて、
全てを、
人間に託されたが、
なかには、善悪わからず、
「やりたい放題」の、
今の世の中、
「神も仏もあるものか」と、
文句を並べてる間は、
「神も仏」も、出てこない。
想像の世界が、
現実の映像になった、
「仮想空間」
リアルな写し絵のなかで、
時間も、心模様も、恋も、愛も、
虚と実が、交錯する。
小さな部屋で、
アイマスクをつけ、
アバターに変身して、
バーチャルな世界へと、向かう、
過去の自分に、
元返す事が、出来なくなったら、
「人生」の、概念は、
変わってゆく、
切り替えスイッチのない、
私達、高齢者には、
「お手上げの世界」である。