若者達の「未来へのパスポート」
賑わった、
「お花見」も、
今日から続く雨で、
終わりを告げるだろう。
今にも、
泣き出しそうな、
「グレー色の空」が、
舞台を、変えてゆく。
束の間の、
「春うらら」に、酔いしれて、
しばし、
「ささやかな」、癒しの季節、
「止まらない」、インフレに、
「上がらない」、賃金に、
「過去最大」の、国債に、
最悪のシナリオに、引き戻されて、
夢から覚める。
「春の嵐」の、
前触れに、
対策も取らずに、後回し、
「経済」が、破綻するまで、
「地震」が、起こるまで、
「ミサイル」が、飛んでくるまで、
「呑気な父さん」を、演じ続ける。
「恋愛、結婚、出産」の、
筋書は、
「多様性」の時代に変わり、
恋愛しても、
ニーズがなければ、
結婚しないし、出産しない。
もはや、
「若者達の意識」は、そこには無く、
人生、「お金」と思ってる、
遅れたおじさん達の、
「的外れの思考」
指を舐め舐め、札びら数えて、
「悦に入ってる」
人間の姿など、未来には無いのである。
アニメの世界の
「どこでもドア」も、
古ぼけて見えるほどの、
「近未来」に向かって、
若者達だけが、持つ、
「スイッチ」が、切り替わり、
若者達だけに、与えられた、
「未来へのパスポート」
「春の嵐」の中を、
若者達の船は、
力強く、漕ぎ出している事に、
気づかねばならない。