「真平ごめん!」「もう、うんざり!」

「真平ごめん!」

「もう、うんざり!」が、

最近、友人との間で、

結構、物議を交わす。

 

もはや、

「ゲー吐きそう」までなると、

救いようがない。

 

其々、

何に対してかは、違っていて、

原因究明すると、

結果、「トラウマ」と、答えが出る。

 

残念ながら、

追求してゆくと、

関係性の濃い、人間関係、

つまりは、

「家族」が、クローズアップされる。

 

高齢になると、

身体や脳が、老化によって、

「自己決定」が、出来なくなり、

他者に託さねばならなくなる。

 

喋れなくても、

理解できなくても、

思いを知っているはずの

家族が、

「手のひらを返す」

 

本人の状況ではなく、

自分たちの状況で、

「施設に入れて下さい」

「本人も、安心ですから」

 

「誰が?」と、

耳を疑うが、発言権なしである。

民主国家であり、

「権利と義務」を、尊重しながら、

社会は、

あふれんばかりの、不条理不合理、

 

散々な目にあって、

それでも、生きて、

気がついた時には、

身体も、心も、ボロボロ、

 

「最後の砦」も、

あった筈が、なかったことを思い知る。

親も子も兄弟姉妹も、

「真平ごめん!」

「もう、うんざり!」と、

お互い様に、思っている。