二度と、同じ場所に戻れない人もいる

3月24日、

午前8時50分から、

「異次元」の、日常の中にいる。

 

多分、

このブログも、途中で止まるかも?

「朝」が、

何処から、始まり、

「夜」が、

何処で、終わるのかが、

「私の時計時間」とは、違っている。

 

「太陽の光」が、

窓辺に差して、朝が始まり、

「窓を開ければ」

季節色をした、風が吹き、

「地球が回って」

月や星が輝く、夜になる。

 

カーテンで仕切られた、

「車庫入れの様」に、並んだベット、

顔も知らないもの同士が、

息を潜めて、生きている。

 

ベットが空けば、

次に手術を控えた人が、

やって来て、

「日にち薬」が、効いて来て、

命の鼓動が、聞こえて来る。

 

近所の子供達の、「元気な声」も、

電信柱の上で、「泣いてる鴉の声」も

久しく、

聞いてはいない場所から、

 

「忽然」と、

私が、消えても、

誰も気づかない、都会の日常。

いつの日か、

元気になって、戻った日には、

 

何事もなかった様に、

「おはようございます」の、

挨拶が交わされるが、

この歳では、

もう、二度と、同じ場所には

戻れない人もいる。