「応召義務」を持たないAIが、

ゴールデンウィークの、

「後半戦」には、

ドクターの優しさ?で

連日、退院日和。

 

気がつけば、

みんな、いなくなって、

「4人部屋」が、

私が一人の、「個室」になった。

 

「檻のない」

「鍵のない」

されど、隔離状態の病院も、

外来もお休みで、

病棟の廊下も、

いつもより、のんびりムードである。

 

カレンダー通りにはいかない、

「シフト制」の、

看護師達や、勤務医には、

頭が下がる思いである。

 

誰と誰が変わろうと、

「業務」は、見事に連携が取れて、

治療が継続され、

患者としては、不安はない。

 

「現場の実務」は、

他者から見れば、同じように見えるが、

実は、マニュアルとおりに、

一人一人が、

決められた業務に沿って、動いている。

 

「患者」が、見落とされる事もないし、

「患者」が、取り残される事もない。

一つ間違えば、

「医療ミス」は、

命に関わる大惨事となるが、

 

「病棟の中」に、

張り巡らされた情報、

看護師達の、「笑顔の中」にも、

緊張感は、横たわっており、

何か起これば、

一瞬の対応ができる、プロ達である。

 

どんな人も、見離さない、

日本の医療制度に、感謝しかないが、

いつの日か、

人手不足は、AIロボットに、

移り変わる。

 

「応召義務」を、

持たない、AIが、

どこまでできるのかは、疑問である。