「脚の寿命」をのばしたら「明るい未来」が見えて来た。

爽やかな、

「五月晴れの空」に、

誘われて、

退院後、初の外出、

 

「不安と嬉しさ」で、心が躍るが、

高揚しすぎると、

「血圧上昇」「脈拍上昇」

かなわん身体である。

 

それにも、屈せず、

「行く事」から、始めなければ

「自立は出来ぬ」と、怯みはしない、

 

働きすぎた、

「壊れた骨」を、切り取って、

ピカピカの

「人工物」に、入れ替えた、

効能効果を確かめたい、

 

身体の一部を

「切り取ること」に、悩んだ一年。

医学の進歩も、

医師とAIの、技術も認めているが、

 

怖いもの知らずの私とて、

気持ちは、

「怖い!」と、ビビってる。

 

手術は無事に終わっても、

侵入して来た「異物」を、

簡単には受け入れない、

「頑固な身体」

 

出血による、「極度の貧血」

不釣り合いに、腫れ上がった、

見るも、「無惨な脚」

鏡に写した、「形相」に、

手術の負担が、現れている。

 

長い人生、生きて来て、

山も峠も、

「ヒラヒラ」と、超えて来たけど、

体力、能力のない歳で、

どこまで、再生できるか見ものである。

 

気がつけば、

前代未聞の、「スピード退院」

独居暮らしの我が家に帰れば、

慣れ親しんだ「生活リハビリ」

 

多少の困難はあれど、

「病院の特別室」みたいな、

小さな部屋で、

日常を取り戻してゆく。

 

人間の「自然治癒力

頭の「切り替え能力」

まだまだ使える「残存能力」

 

そして、

最先端手術に寄って、

「脚の寿命」を、伸ばしてもらい、

ほんの少し、

「明るい未来」が、見えて来たのである。