「誘われた、命の温かさ」を、

ブログを

書けなくなった日から

2ヶ月近くになる。

 

あの時の、

「まっ青」な、美しい空も、

「涼やか」に、吹く風も、

何一つ変わらないのに、

 

「想い」が、

指先に反応するように、

「文章」が、

打ち込まれてゆくが、

「私のではない」

と、「消去」する私がいる。

 

「誰が書いたんやろ」と、

思われるほど、

私が私を、

どこまでも、否定する。

 

いきなりの、

「体調不良」で、入院、

何もかもが、

「思い通りにいかない」

2023年の始まり、

 

どうにもならない事も、

夢をねじ曲げてでもいく、

「抗う性格」を、持て余しながら、

今回だけは、どうにもならず、

流れに身を任せている。

 

「参りました」と、

ぴょこんと頭を下げて、

何もかもを、受け入れれば、

辻褄が合うはずである。

 

歳を重ねて、

「無理」を承知で、

しんどい時も、

「しんどくない」と言い張って、

痛みを感じる、

「痛覚」までも、押さえ込んで、

きたけれど、

 

どうみたって、

誤魔化しの効かない、

「傷ついた」老いた鳥が、

木の枝に、しがみ付いている。

 

力尽き、

「真っ逆さまに」、落ちてゆく、

私の身体を、

 

若く、大きな手の平に!

抱き抱えられて、

「誘われた、命の温かさ」を

与えられた事を、実感している。

そして、今、

無条件で、受け止めている私がいる。