人手不足なのにハローワークは満員

友人の就職活動にハローワークに同行してビックリ。駐車場は長蛇の列、中に入れば一時間待ちはざら。世の中人手不足のはずが何でこんな現象に?きつい、汚い、安いと、一昔前は言われていたけど、最近は少子高齢化で福利厚生も完備されて働きやすくなってるのではと思っていたけど、友人に聞くとそうでもないらしい。仕事が自分の理想とうまくマッチングできてなかったり、入っても人間関係がややこしかったりとどちらに原因があるかわからないけど、こんな有様。さすが学生のような年齢の人はおらず、どう見ても訳あり風。だいたい日本はお客様は神様を掲げているので、労働者にしわ寄せで、過剰サービス過剰労働になる。世界的にも24時間労働は珍しく、食べたい時にお店が開いてて、買いに行くのが嫌なら宅配までしてくれて、最終電車に乗り遅れたら、ホテルならぬ漫画喫茶で宿泊できるような国も珍しい。便利な国の労働者には厳しくもなる。ましてや正社員でもなくアルバイト。この言葉の意味はゲルマン語で、奴隷である。働かざるもの食うべからずは、確かキリスト教の教えであったはずだが、なぜか日本人の精神の中に浸透してるのが不思議である。どうあれ、生きてきた意味は仕事、つまりは事に使える為にとこの世に生まれたと言う聖職者もいるが、人生、仕事さえあれば安心、幸せの定義だけではないようにも思えてきたのは、私が歳を重ねる中で、日本人の同調圧力に翻弄されて、本当の自分のしたかったことができず、後悔しているせいかもしれません。