散々やっといて?

高齢者に対して、薬を出すのを軽減すると国が方針を決定。若い人でも、迷うくらいの種類の薬を出し、飲まなかったらよくなりませんよ、と言ってた薬を医療費のためにやめると言う。あれほど高齢者のためにと、手厚い医療介護も、年々予算を削られ改正の連続。あれだけ、散々やっといて!その上、その理由としては、副作用がきついからである。今まで小さな字で書かれていたものを、大上段に振りかざす。まずは、副作用として、ふらつき、転倒は、降圧剤、睡眠剤、安定剤、便秘は、抗不安剤等等、見れば付録のようにつけていた薬ばかり。どれもこれも高齢者にとっては一番必要な薬である。薬を軽減して行く話は、今後医師や薬剤師に通達して行くとのこと。本人ではない。
薬を減らすことに反対ではなく、相手のことも考えず、国の都合だけですぐ取りやめる事に腹がたつのである。
自分でやる気があって、自分でコントロールしてもらえる人には、国は支援をしますよと言う。綺麗事を並べるやり方に傷ついてる。そして、自分の力ではどうにもならないからこそ、切ないのである。