残念ながら、唯一無二の人とは、未だ出会えてはいない。
霊的な友人は、そう言う人と出会うには３０００年はかかるわ。でも、今世がそうなら奇跡も起こるかもと言っていた。
明日の私が生きてるかも分からない老年にさしかかり、毎日が勝負と密かに思っている。
手の届かぬ人ではあるが、気になる人はいる。
その方の名は、杉下右京。
一週間に一度は、私の部屋で出会えるが、現実には存在しない。
ならば、彼の役をしている水谷豊さん、もしくは彼を作り上げている脚本家でもない。
何千年の男女のカップルの中で、唯一無二と言われる人たちはいるのかが気にはなる。
相思相愛と言われても、食事の食べ方、鼻のかみ方、トイレの使い方、言葉の使い方１つで、シャボン玉のように熱き思いは消えてゆく。
あとは我慢と惰性で完了はするが、唯一無二には程遠い。
若い頃は、唯一無二の人に出会ったら、私にしか分からない暗号を言うはずと、ワクワクしたこともあったけど、皆、ハズレ。
春の夜長？たまにはこんな楽しいことも考えないと「やっとられまへん！」
