健康生活

元々、添加物や、怪しげなものは食しなかったが、炭水化物や、脂肪、塩分などは、それほど神経質にならず、取っていたように思う。
必ず、チャンネルを回せば、健康に関する医療番組。
なんでも食べてきて、70年も生きてるやん!と、あまり気にせずにはいたが、最近あちこち体調も不安定。
周りからは、「歳ですわ」とか「リハビリしたら」とか言われて、意見に惑わされず考えて見たら、答えが出たのです。
生活習慣、思い込み、依存性食物、執着的行動などを、まずは改善すれば、悪い部分が排除され、それを残したまま、良い食品を摂取しても効果はないと判断。
朝起きてから夜寝るまでの、自分を改めて見つめてみれば、人には言えないくらいのでたらめ生活病であった。
夜の疲れを残したまま眠り、目も頭もスッキリしない間に家事を行い、その間自家製アイスコーヒを3杯飲んで、着替えて仕事に飛び出す。
こんなくだりから始まるので、後は同じような繰り返しが夜まで、続く。
一見、家のなかもきちんと整頓され、冷蔵庫の中には、いわゆる冷凍食品もなし、そうめんつゆに至るまで手作りが並んでいる。
優先順位を考えず、疲れていようが、へこたれていようが、するべき事をしなければならないと思い込み、倒れるまで決められた通りやり続けてきた、大きな損失と無駄な時間。
本当の健康生活とは、自分を大切にして、
手抜きもよし、出来合いのシンプルな食材もよしで、ずぼらな自分を許してあげたいと思ったのです。
まずは、健康的な暮らしを組み立て、それから、身体にいいものを摂取すべきだったかもしれません。