私の今世は、ロイヤルブルー。

「貴女の過去世はブルー。今世はロイヤルブルーよ」と言われても、何のことやら分かりません。
何にでも研究熱心な友人が、生年月日で、その人の持つ色が分かり、その意味と、性格や傾向性が判断できる資格を取得したという。
で、もはや人生終末に入っている私は、今更聞いたところで間に合うわけはないと思いつつ、試しに調べてもらったのである。
「ロイヤルブルーは感性の色、理想を目指して努力し続ける色、冷たさを持ち合わせ、孤独を好んではいるが、自分の中に深い寂しさと哀しみが存在しているという色。そんな自分を知り、理解して、個性を伸ばして生きれば、人生が充実したものになるのよ」と、説明された。
加えて、周りを取り巻く人達の色が分かり、その色の意味と特徴を理解すれば、「何でやのん!」みたいな事にならず、恨みや嫉妬には繋がらないという。
こんな簡単な解釈ではないと思うが、友人の話を聞くと、何だか心に引っかかっていたモヤモヤしていたものが、浄化した様に感じたのは、
私のロイヤルブルー的発想かな?
この友人の色は何だか知らないが、小学校の時から、容姿端麗、頭脳は飛び抜けて明晰ではあったが、いつも、ニコニコ、大丈夫大丈夫と、
人間を否定せず受け入れるので、きな臭い話も、キラキラ光って「へぇー、ふーん、そうなんや」と、周りは信頼し、大ファンになる。
私からすれば、長い付き合いで、宝塚の男役みたいなもんやん!と茶化してはいたが、この友人こそが、本当は神様の使い?だったかもと、最近、思う様になった次第です。
気が付けば、付かず離れずの何十年。
研究熱心な彼女が、私の事を、誰よりも理解して、付き合ってくれた友人だったかもと、遅まきながら、感謝でありました。